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『化粧 二幕』@座・高円寺1

2010/05/02 20:24
今回が最後の渡部美佐子さんの独り芝居。

ストーリー↓
大衆劇団「五月座」の女座長・五月洋子は、間もなく取り壊しになる古びた芝居小屋の楽屋で、今夜の舞台の準備に追われている。そこへテレビ局のスタッフが現れ、生き別れになった息子が会いたがっていると洋子に告げる。けれど、息子を捨てた洋子には今更合わせる顔もなく、母子の想いを断ち切って舞台へ向かっていくのだが……。


激しくネタバレしてしまうと~
ひとつ目の出し物が終わって洋子が楽屋に戻ってくると生き別れになった息子(いまや売れっ子スター)が会いに来ている。
お互いに肌身離さず持っていたお守りが同じものであることを確認し、再会を喜んでいると・・・・
息子がお守りが違うことに気づいてしまう。洋子のお守りは入谷の鬼子母神。息子のものは雑司ヶ谷の鬼子母神。それ以外はまったく同じつくり、という皮肉。

そして洋子はゆっくりと壊れていく。
他にだれも居なくなり、取り壊しの始まった楽屋でひとり、十八番の芝居の続編を演じたところで幕。


ひたすら圧倒されつづける。
ラストで洋子が壊れていく様子は、最初からなにもかも彼女の妄想だったのではないかと思ってしまうほど。
ここにこの作品が独り芝居である理由がある気がします。

カテコでは先日亡くなった作者井上ひさしさんのお話も少しでました。
井上さんの作品は『組曲虐殺』しか観たことがなくって、ハッキリ言って最悪だったんで、追悼ニュースでその偉大さが取り上げられるたびに「そんなにすごいひとには思えない」なんて考えていたのですけど180度認識が変わりました。



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