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花ざかりのオレたちです。『三五大切』@王子小劇場

2010/03/31 22:48
今日はマチソワ。
昼間観たぬいぐるみハンター『モグラの生態』@参宮橋TRANCE MISSIONは可もなく不可もなく、どちらかといったら不可になるかも・・・。
タイトルの『三五大切』観たらどーでもよくなりました。

ひさしぶりに「うぉー! 凄ぇぞ!!」 と。シビレました。

では公演HPより↓
女の欺瞞に引っかかり、復讐の鬼と成る源五兵衛。父親孝行のために金を作ろうとする小万と三五郎。
幕末の底辺に生きる人間達の凄まじい愛憎劇を鋭い切り口で範宙遊泳の山本卓卓がかわいく描く!

原作は鶴屋南北の『盟三五大切』。

格闘技のリングを思わせるセット(ロープはゴムひも)に全員スポーツウェア。なのに時代劇。そして毎回配役をシャッフル。
これだけだと「大丈夫か?」て不安になりますが、完璧に成立してます。
というか役者力が半端ない! 入場してウォーミングアップ的な動きしてる時点で、「絶対にコレ面白い!」ていうのがびしびし伝わってくる。 違う配役の日にも観たかったけど残念ながら今日が楽日。

しかも、
1987,8年生まれの「最強の学生演劇人」たちによる「最強の学生演劇」がしたいという強い想いで佐賀と大橋により企画・発足された『演劇天下一武闘会』のような企画。それぞれ違う大学で違う演劇を学んできた俳優たちが学生として本当に最後の公演を行う。
のらりくらりと思い出作りのような演劇している学生どもの尻を叩き、学生演劇の質の向上と、地位の獲得を狙う。加えて、今小劇場界を一線で盛り上げている素晴らしき先輩方に、若き脅威の参上と、期待を抱いてもらうべく愛の下剋上をつきつける。
立ち上がれ学生。死にたいぐらいに生きるのだ。

だなんてめちゃめちゃハードルを上げておきながら軽々それを飛び越えていて・・・・・・超格好良い。

花ざかりのオレたちです。HP
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『サ・ビ・タ~雨が運んだ愛~』@本多劇場

2010/03/29 19:48
『スーザンを探して』以来だから1年以上ぶりのミュージカル。
久しぶりに観たいな~と思ってたところに、ちょうどカンフェティでかなり割引だったので「これでいいや」と。
毎回カーテンコールでなにかしらやっているらしく、今日は今拓哉さんとのトークでした。私は拝見したことのない方なので一瞬「誰このひと?」状態でした;

ストーリー↓
変わり果てた弟の姿に、兄が戸惑う気まずい空間に、派手なドレスの女の子(原田夏希)が乱入!!
歌い踊る彼女に兄弟は唖然。
結婚カップルを盛り上げるのが仕事の女の子は、訪ねる家を間違えていた。しかも男2人の家に・・・。
ドジばかりで落ち込む女の子を慰めるうちに、兄弟の心に変化が表れて・・・。
ノンストップ100分! 泣けて、笑える、可愛らしい、3人の愛のストーリー。  -公演HPより-


韓国では14年のロングラン作品のようですが・・・面白くない。
安っちいというか、ひと昔前みたいな感じがする。観客参加型で盛り上がるはずなのに客席の温度もビミョーだった。ミュージカル用の劇場じゃないからちょっと歌詞聞きにくかったしね。

出演者が3人だけだから迫力のあるコーラスがないのはわかってたけど、もっと「ミュージカル観た~」っていう感じが欲しかったす。

そういえば、神田沙也加さんがひとりで来てました。
「そうだよな~、彼氏出てんだもんな・・・」と思う。

『農業少女』@東京芸術劇場小ホール1

2010/03/24 21:51
ストーリー↓
日本のとある田舎、農業という名の駅があった。その駅のホームには、いつ立てられたとも知れぬ、由美かおるの全身でいっぱいの金鳥の夏の看板があった。この村には、そんな看板が一杯あった。
大村昆のオロナミンC、誰だか知らない和服の女のボンカレ>ー、どれもこれも、その製品は今でも売られているけど、そんなコマーシャルはもうない。看板は錆びている。
ブリキに描かれたその絵は剥がれかかっている。その看板の足元に雑草が生えて駅のホームとの境を曖昧にしている。
そして、その看板の傍らのベンチに一人の少女が座っていた。どこにでもある日本の田園の、長閑と言えば長閑、退屈と言えば退屈、さして美しくもないその田園の景色を 目の当たりに、彼女は思った。

「このまま東京に行ってみようかな。
 のうぎょう、とうきょう、
 そんなにコトバの響きは変わらないのに、
 東京は農業から遠い。」

そう思いながら東京行きの切符を手にいれた少女と共に、20世紀に置き忘れようとしている、日本人の本音を書いて みようと思う。
                               -野田地図HPより(初演時のものです)-


とにかく沢山テーマっぽいこと(マスコミなどの影響でなんとなく気分に流されてしまう人々・少女の大人の男への憧れ・農業離れ・女=農業・・・)が詰め込んであったのに、ちゃんとまとまっていてすごいな~、と。
回想シーンと現在のシーンとの切り替えなんか、自然に不自然なことをやってのけちゃう芸達者な役者さんがそろってました。
東京に出てきて、悪い大人の男にひっかかる百子の姿に思い当たるフシがあったりなかったり・・・(笑;)

ストーリーはとても面白かったけれど、こんな感じを受ける作品は観たことあるし(模倣してるのかもしれないですが)演出はいわゆる小劇場っぽいし。。。
やっぱりチケットのお値段6500円は作:野田秀樹×演:松尾スズキのネームバリューとそれに見合うキャストのギャラかな~て思いました。満足できないってことはないんだけど、もっと期待しちゃうのよ。

掘出者『まなざし』@タイニイアリス

2010/03/20 22:36
ソワレ。アフタートーク付。
暗くて、会場の前を通り過ぎてしまって遅刻しかけた; 場所わかりにくいねん(泣)

ストーリー↓ HPより
『1億3千万の宇宙。』

なんかここにある。
なにかよくわかんないけどとにかくここにある。
ある人はそれを怖いって言う。ある人はそれをキレイって言う。
オレはそれをかわいそうだと言う。
そしたら、これは幸せなんだよって誰かが言った。
そんなわけないじゃん。
なんでこれがちゃんと見えないの?
みんな目がおかしいんじゃないの?
これは絶対にかわいそうだよ。
いやオレはちゃんと見えてるよ。

オレの世界は絶対に正しい。


それぞれの「まなざし」で見たそれぞれの「ただしい」は当然噛みあうはずもない。
恋人であったり家族であったり、自分が自分であることのよりどころって結局なんなんだろう? と。後半めっちゃ不安になります。
誰かの特別になって、しかもそうありつづけることはとても難しいんですね。「10年後もあたしのこと愛してるとは限らないからもう10年待って」ていうセリフで漱石の『夢十夜』を思い出しました。
私の好きな感じの不親切さのあるお芝居でした。

アフタートークで作者の田川さんがものすごく平田オリザさんをリスペクトしていると言っていたので、今とても青年団が気になってます。

掘出者HP

時間堂『月並みなはなし』@座・高円寺2

2010/03/14 21:42
2日連続で高円寺。

今より少し未来の秋の昼下がり、地球の温暖化が進み、ひとが月への移民をはじめたころの話。郊外のとあるレストランの、テラスのある一室では、移民候補者たちの残念会が催されていた。厳しい選考試験の中で最終選考まで残った優秀なひとびとだが、結果は落選。の、はずだった。けれど、管理官と呼ばれるひとの一言によって、状況は一変する。
「欠員がでたので、一名の代表者を選んでください。制限時間は60分」
信頼しあい、助け合ってきた仲間たち。
だからこそ一人は月へと送ろうと、お互いを労りあい、傷つけあいながら話しあう。恋人たちは、月と地球の距離をおそれ、気持ちがすれ違っていく。

時間堂がお贈りする「すごい、ふつうの演劇。ふつうの、すごい演劇」 -HPから-


キャッチコピーどおりの「すごい、ふつうの演劇。ふつうの、すごい演劇」でした。
自分だったらこの6人の中から誰を選ぶか、観たひとどうしで話すのもおもしろいだろうな、と。
とても良かったです。

時間堂HP
今度から観劇感想の記事には団体のHPをリンクしようと思います(でも、つまんなかったらしない)。

自転車キンクリートSTORE『富士見町アパートメント』@座・高円寺1

2010/03/14 21:00
Aプロ・Bプロ、各1時間の作品が2本ずつ。

マチソワで一気観。ちょっと、いやかなりキツかったす; 椅子がおしりにあわなくって・・・・。

舞台は、あるアパートの一室。
同じ舞台装置で四人の作家が書き下ろす、四つの、全く異なる、一時間の物語。 -HPより-

↑ってあるけど床を畳にしたりカーペットにしたり、あれだけ家具入れ替えしたら同じ舞台装置とは言えない気がする。

じゃ、観た順番に―
ストーリーはHPからです。

【Bプロ】
『リバウンド』 作:鄭義信
引っ越し前でガランとした、元コーラスガールの部屋。
クリスマスイブ。
かつて一緒に旅まわりをした仲間たちが集まり、
女だけのパーティーを始める――――

どうしようもない状況でのせつない感じだなー、と。
タイトルの「リバウンド」が何度か台詞で出てきてたけど、ちょっと不自然。

「ポン助先生」 作:マキノノゾミ
上京したての新進マンガ家の仕事場。
その部屋は、この十年ヒット作に恵まれないマンガ家、“落ち目の巨匠山崎ポン助”の自宅と目と鼻の先だった――――

山路さんスゲー、でした。わざとらしいのにわざとらしくない。
黄川田さんがあとちょっとな感じで、ラストで笑うとこがおしかった。ファンの方には申し訳ないけど、最初ちょっとノンスタの石田さんに見えてしまったし;
でも帰るところに偶然遭遇して、近くで見たらちゃんとイケメンだった(笑)

【Aプロ】
『魔女の夜』 作:蓬莱竜太
深夜。
一人暮らしの女性マネージャーが眠っている。
突然現れた一人の人気女優が、その寝顔をじっと見下ろしている――――

自分でもなんでそーなるのかわからない感情でワーワーなって動いちゃうことって見てるほうも本人も怖いんだろう、て思いました。

『海へ』 作:赤堀雅秋
山盛りの灰皿。食べ残したカップラーメン。
足の踏み場もなく散らかった部屋。
所在なく笑う三人の喪服の男たち。
この部屋の住人は数日前自殺したらしい――――

4本目でいい加減疲れていたせいか、終わりどころっぽいのが何箇所かあって、そのたび「まだやんの?」ってなってしまいました;
双子ネタはいつもウーンと思ってしまうけれど、これは仕方ないか(自分が双子なので…)
タイトルと同じ台詞がラストで出てくるけど、なんかムリヤリねじこんだみたいで入れなくてもいいんじゃないかと。

4本ともスポットライトの当て方が不自然というかあざといというか、あまり好きじゃないと思いました。全部演出は自転車キンクリートの鈴木さんなので、もう自転車キンクリート作品は観に行かないかも。
なんというか芝居がかった演技(これが悪いんじゃなくて)と話のスケールがあってないような気がして、ずっと居心地の悪いような気持ちでした。『ポン助先生』の山路さんと『魔女の夜』の明星さんは違ってたけど。

作家・キャストを見ると1本あたり2000円(A・Bプロセット券8000円)てのはおトク感あるけど、内容はそれなりかな~。
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